瞑想は近年メディアや研究において大きな注目を集めています。元来、瞑想は精神的なものとつながりや解脱を達成するために実践されてきましたが、近年では瞑想はより広く様々な文脈で実践されており、幸福感の向上やストレスの軽減などの世俗的な理由で用いられることもあります。そして多くの科学的研究が、瞑想がポジティブな効果をもたらすことを実証しています。
しかし、これらの研究のほとんどは欧米諸国で行われたものであり、特定の瞑想者グループや瞑想法に限定されています。さらに瞑想の取り組み方には個人差があり、動機づけも様々であることをあまり考慮されていません。
われわれは世界中の様々な瞑想の実践者に声をかけ、可能な限り包括的に瞑想を研究したいと考えています。本研究チームは四大陸七カ国で活動し調査を現在まで九カ国語に翻訳しました。国際的かつ学際的なコラボレーションに取り組むことを目的にこの研究を構築しました。チームについてもっと知る
この研究の目的は、異なる伝統的・文化的文脈における瞑想の実践、動機、瞑想者の個人的特性を調べることにあります。人々がどのように瞑想の伝統と実践を選ぶのか、そしてそれが長期的に(数ヶ月の間)にどのように発展し、変化していくかを探りたいと考えています。
計三回のアンケートへの参加をお願いしています。研究登録時、6ヶ月後、さらに12ヶ月後にアンケートを送付いたします。アンケートは二部構成で、各パートの所要時間は約15~20分で全体では約30~45分かかります。アンケートの途中でどのパートに回答するかをお決めいただけます。
お礼として、三回のアンケートの最後に、あなたのパーソナリティに関する個人的な診断を受け取ることができます。さらに、各参加国で100ユーロ相当のギフトカードを6名の参加者にプレゼントします。お好きな瞑想リトリートに参加したり、瞑想コミュニティに寄付するといった使い方をしていただければと思います。
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このプロジェクトは、メルボルン大学HREC #31492の研究倫理承認を得ています。
Contemplative Studies Centre
University of Melbourne
karin.matko[at]unimelb.edu.au